午後3時
窓際の角
いつも通り
あの子がきた
向かいあって
いつもの本を片手に
僕らの足は触れ合った
机の下で起きた
ハプニング
お互いびっくりして
目があった
恥ずかしそうに
目を反らす
あの子が恋しい
赤い眼鏡が
印象的で
外で赤い眼鏡を
見つけたら
思わず
目をやるほどに
僕はあの子に
恋をした
今日はいつもと
違う髪型だね
似合っているね
なんて
言えないけど
いつも
みとれているんだよ
数日後
今日はいないみたい
病気でもしたのかな
本棚にはいつも
あの子が読んでいた
本があった
もう
読み終わったんだね
もう会えないんだね
寂しさで
何気なく本を開くと
栞が入っていた
中には電話番号と共に
メッセージ
“午後3時
いつも向かいにいる
貴方へ”
窓際の角
いつも通り
あの子がきた
向かいあって
いつもの本を片手に
僕らの足は触れ合った
机の下で起きた
ハプニング
お互いびっくりして
目があった
恥ずかしそうに
目を反らす
あの子が恋しい
赤い眼鏡が
印象的で
外で赤い眼鏡を
見つけたら
思わず
目をやるほどに
僕はあの子に
恋をした
今日はいつもと
違う髪型だね
似合っているね
なんて
言えないけど
いつも
みとれているんだよ
数日後
今日はいないみたい
病気でもしたのかな
本棚にはいつも
あの子が読んでいた
本があった
もう
読み終わったんだね
もう会えないんだね
寂しさで
何気なく本を開くと
栞が入っていた
中には電話番号と共に
メッセージ
“午後3時
いつも向かいにいる
貴方へ”