僕が必要ない

人間だなんて

とっくの昔に

知っていた

はずなのに

どこかで

必要として

もらえるんじゃ

ないかと

少し期待していた

だけどそんなに甘い

事なんてないんだ

僕はいらない

誰にも必要と

されない

寂しさも

虚しさも

ないけれど

ただ

情けない…

誰かのために

なんて

なれなくていい

だけど

あの子のために

必要とされたい