桜並木の中を

君と二人

手を繋ぎ歩いた

中学生たちが

走るグラウンド

若い姿に

過去を重ねた

君が過ごした

10代の頃

僕は何も知らなくて

元カレと過ごした

日々は知りたいようで

知りたくなくて…

我が儘ばかり言って

君を困らせて

しまったね

僕の過ごした中学時代

君の過ごした中学時代

あまりに違いすぎて

当たり前なのに

ヤキモチばかり…

僕だけを見て

過去を忘れて

我が儘だと

わかっているけど

気持ちは

変えられない

桜はもう散り散りで

春の終わりを告げる

季節が変わり

新しい季節を

君と過ごすことが

出来る悦びを

君は気付いているかな

過去なんて

気にしないように

するよ

君はもうこれから

ずっと僕の彼女だから

散り散りの桜並木を

来年も再来年も

何十年先も

君と二人

手を繋ぎ歩きたい