不景気の真っ只中

関係なく忙しい仕事

今日も夜中になって

家路に着く

円高もドル安も

興味ないよ

ただ君の側にいたくて

早く帰りたいと

願う毎日

もう寝てしまったかな

起こしちゃ悪いと

メールすら送れず

朝、おはよう

それだけしか

会話ができない

寂しい想いを

させているのは

わかってる

給料ばかり増えて

コミュニケーションは

減っていく

遠ざかる君の気持ちに

気付きながらも

何もできない

ただ君の側にいたくて

家の前まで行っては

声もかけることなく

引き返す身体

心のつながりだけを

信じていても

目に見えないことを

確かに感じることは

難しいんだ

まるで遠く離れて

しまったように

寂しい

ただ君の側にいたくて

僕は今日も

夢の中で君が

好きだと叫ぶんだ