初雪が

うれしかったのは

いつまでの話だろう

今となっては

通勤の妨げになるだけ

そんな僕に

無邪気な笑顔で

雪を投げつける君が

クサいけど

天使に見えたんだ

失いたくないって

素直に思えたんだよ

だけど

愛してるよ

本当はね…

でも僕はひどい男だ

きらいになったと

嘘をついて

君を跳ね退けた

だって…

僕の命はもう…

あの日には

戻れないんだ

だから

どうか僕を忘れて

あと何年

年を越せるか

わからないけど

多分僕は

初雪をみるた度

君を思い出すよ

あの日

君と出会えたこと

あの日

君と過ごしたカラオケ

あの日

二人の愛を

求めあったこと

忘れられない

君のこと

でももう

あの日には戻れない