いつか

僕を好きだと

言ったね

初めて二人で

デートして

人込み

はぐれないように

何気なく

手を繋いだ

そう

あの時

あまりに突然で

慌てて手を

はなしたのは

断るつもりだったから

じゃないんだよ

僕から

言うつもりだったから

ちょっと負けた

気分になったり

動揺したりで

いつの間にか

はなしてた

それに

純粋な君を

しあわせに

できる自信がなかった

汚してしまうのが

怖かった

僕の全てを受け入れる

君が怖かった

たいせつにしたい

まもりたい

しあわせにしたい

結婚したい

そりゃ確かに

おもったよ

だけど自信だけが

…僕を苦しめる

君が大好きだ

いつまでたっても

きっと変わらない

想いだけど

想いと自信が

釣り合わないんだ

想いを少し

自信に変えられたら

僕はきっと

……