「ぷっ、驚きすぎっ」

「……こ、告白してくれば?」

「んー今はいいかな」

「なにそれ」

「いーだろ、別に」

いや、良くないんだけど……。

告白しないにしても、知りたい。

そんなことを考えてると、頭の中にピーンと1つ思いついた。

「ねえ、賭けしよ!」

「は?」

「賭け!! 負けた方が好きな子に告白するの!」

「なんだそれ……なにで勝負するんだよ」

「うーん……、あ。バスケ! あたしがスリーポイントラインから打って、入ったらあたしの勝ち! どう?」

「……卒業パーティ行くまでな」