私が遥斗先生を好きになったのは、今からきっかり2年前のこと。
入学式がそろそろ始まるのに、私は学校内で迷子になっていた。
親友の美緒とついさっきまでいたのに、なぜか、
私がトイレから出ると、美玲の姿が見当たらなかった。
そんな時、声をかけてくれたのが遥斗先生。
「どうした? もしかして 迷った?」
あの時のあの声、それにあのドキドキは今でも忘れない。
結局、無事にみんなと合流できたものの、
この日を境に、私は遥斗先生を先生として見ることはなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…