「はぁ、遥斗先生…。」 ため息をつく私に、美緒はアドバイスしてくれた。 「ねぇ、瑠璃。まだ失恋なんて決まってないんだしさ、 遥斗先生本人に聞いてみなよ。 今日、放課後に部活があるでしょ? その部活が終わってから、思い切って呼び出してみなよ。」 「美緒…分かった。聞いてみる!」