暴走族に目が無いんだー。
何か腹黒そうで葵と似てる。
てか、何でこんな顔にてんだ?
私は気になってることをそのまま葵に聞いてみた。

葵「葵と咲ってさ、双子?」


葵「は…咲「せいかーい!!」」


咲が、葵の言葉を遮って話した。
やっぱりーー。
あまりにもにて過ぎてた。


瑠愛「ふーん。そっか」


私がじゃあねと言って帰ろうと足を進めたとき、腕を誰かに捕まれた。

でも、誰かはわかる。

瑠愛「葵 離して」


葵「…ー蓮は今繁華街で喧嘩してます。


とめてください。」


瑠愛「…今?じゃなきゃ駄目なの?」


葵「今じゃなきゃ駄目?瑠愛ちゃんは蓮のことをどう思ってるんですか?

曖昧な気持ちと地位、顔目当てだったら今すぐ雷神から消えてください」


瑠愛「くすっ。今のは冗談だよ。

葵がどんだけ蓮のことを思ってるか知りたかっただけー…。

繁華街にいるんだよね?蓮」

葵「…はぁーー、瑠愛ちゃんには負けましたよ。
すみません。、俺も言い過ぎました。

はい繁華街にいますよ」

私は葵の、言葉を聞く前に走り出していた。

外では平気な素振りでも内心蓮に、会えるのが嬉しいー…。
そして、蓮をとめるのを葵が私にその役目を渡してくれて、嬉しかった。

こんな、自分を必要としてくれる人が
いて、嬉しくてくすぐったかったんだー…。