幼稚園に入園し正直
ドキドキとワクワクでした。
入院生活で
子供と触れる事なく
ベッドの上にずっと居て
外に出ず
毎日、大人の人に囲まれてて
1人遊びしかした事なかった
入院中の遊びは、
ぬいぐるみに爪楊枝を刺した
点滴ゴッコでした。
だから、幼稚園入園して
子供同士のふれあいも
皆とどう接していいか
どんな遊びをするのかも
わからず
見よう見真似で遊んで居た。
幼いながら
皆と違うんだって
思ってしまっていた。
『あゆちゃん何して遊ぶ?』
って言葉は、
壁を感じるだけ…
私は、小さかったから
『点滴ゴッコしよ』って
言うと
『何?点滴ゴッコって?』って
言われて
正直、
何で?知らないのかな?
…それだけしか考えてなかった。
今、思えば
この頃から少しずつ
音をたてて崩れて行く事に
まだきずけなかった。
3年間、
普通に生活してないだけで
こうも周りとは、違うって
思い知らされた
点滴ゴッコ意外にも遊びを
知らない訳では、なかった。
大人に囲まれての生活だったから
化粧遊び、マニキュア遊び
全て普通の幼児が遊ぶ遊びでは、
なかった。