〜飛鳥 奈子side〜


「ふざけないで。私のなにを知ってるの?」

この人なに言ってるの?
意味がわからない。

「俺にゎそう見えた」
「なに言ってんの、夢を壊したのは私じゃない。私ゎバスケがしたかった」

ただただバスケがしたかっただけなのに
それが壊されるなんて私でも思ってもなかったよ

また思い出したら自然と涙が出てきた。

「、、、。」
「、、、。」

2人して無言だった

そーだよね、勝手にキレて怒って
そりゃ引くよね、ははは。


((ぎゅぅー))

え?
私、今なにどーなってる?

背中が暖かい
私、身長高いはずなんだけど
スッポリとハマった

「ごめん、俺が悪かった」

なんで風雅が謝るの?


「辛かったんだな、俺何もわからなくてでも知りたかったんだ奈子がどうしてそこまでバスケを嫌いになったか」

「バスケ、好きだったんだろ?」

私ゎ風雅の腕の中で静かに頷いた

「俺にも話してくれない?奈子が話したいこと、寂しいこと全部話してよ」

なに、私こんなことされたら、
甘えちゃうよ?

「甘えろよ、俺にだけでいいから」

え?よまれた?
私の心よまれた?

でも、風雅ならいいかな

言っても大丈夫かな。

信じてもいいかな