〜菊池 風雅side〜


今日、背が高めでいかにもスポーツしていました。
というような女の子が転校してきた。

名前は、、、たしか
あこ?なこ?そんなんだった

またこの子も俺を見た目だけで判断するんだろう。
少し気持ちが高ぶった。

俺は自分で言うのも変なことだけど
かなり完璧人間。
一般で言う、頭が良くて顔もいい。
そんな感じ。

「あこ?だっけ?」

こんななんでもない話から
俺らゎ始まった。

この時、俺ゎただの暗い子。
それしか思わなかった。

休み時間になると
また俺の席に集まる女子たち。
別に嫌じゃなかったが、
なにか物足りなかった。

話題は、奈子の話だ。

そーいえばバスケ?やってたのか?
みんなが騒いでいた。
一人の女子がその話題を奈子に聞くと、
奈子は、
ーバスケが嫌いー
そんな言葉を残して出て行ってしまった
この時はまだ気づいてあげられなかった
彼女が抱えてる寂しい想いを。