〜菊池 風雅side〜


奈子の話を聞いてどれくらい経ったかな

俺たちゎ無言のままだった
奈子ゎ大丈夫と言ったが、
彼女の背中から我慢してるのがわかった

背中ゎ震えていた

相当貯めていた、1人で
抱えていたんだ。

俺が支えてあげられれば

クソぉ‼︎‼︎‼︎‼︎

「風雅、もう大丈夫だよ」
「...。俺が大丈夫じゃない。」
「なんでよ」

なんでって聞くなよ

「なぁ、奈子?」
「なに??」
「俺、奈子が失ったモノを俺が受け継ぐ」
「どゆこと?」
「奈子の夢ゎ俺の夢」
「?」

奈子ゎまだよく理解していないようだった

「俺の近くで応援してて欲しい。俺だけを見て欲しい。奈子、男子バスケ部のマネージャーになってくれないかな」