「なんでも相談のるから。
なんかあったら言ってね!
じゃあね!」






「バイバイ。」



玲奈の家の前で私たちはわかれた。






1人で家まで帰る道のりの
足取りは重かった。





「ただいま」



おかえり〜って言いながら
玄関に来るママ。




「どう?学校慣れた?」





「うん。中学の時の友達も結構
いるし、楽しいよ」






「なら、良かったわ。
そうだ!和貴くん東京に帰ってきたら しいわよ。」






ママにまで和貴のこと言われるなんて。
私の心がグチャグチャになりそうだった。