次の日学校に行くと
大体クラスのグループが出来ているようで、
俺は海斗のグループと
話すようになった。





海斗は小学校のころから変わらず
冗談を言っては、場を和ます
ムードメーカー的な感じだった。




それに、相変わらず
モテているようで羨ましい。






そのグループの他の男子は
海斗と同じ中学校らしく
みんなテニス部だった。




「和貴は高校でもテニス部だろ?」




「いや、俺テニス辞めたんだ。」




「マジ?何で?」




「ちょっと色々あって…」





海斗はそれ以上追求してこなかった。