ーーーーピピピピ




目覚まし時計を止めた。




時計を見ると7:20
あー、朝が来て欲しくなかったな…





制服に着替えてたら
下からママの声が聞こえた。





「明音〜!玲奈ちゃん来てるわよ」




えっ?玲奈??
いつもは私が迎えに行くのに




私はちょっと急いで準備して
下に降りた。





「明音おはよっ!」




「おはよう!どうしたの?」





「ちょっとね。」





私はママからお弁当を受け取り
家を出た。





「ちょっとってなんかあった?」




「昨日のこと心配で来ちゃった!」





嬉しすぎて泣きそう。
そして、玲奈に入学式の
日のことを話した。






「そんなことがあったんだ。
ごめん。告れば?とか言って。」





「いや、玲奈は悪くないよ!
私も告ろうとは思ってるんだけど。」






確かに告ろうとは思ってる。
でも、また避けられるのが怖い。