職場にも慣れて半年が経った。
相変わらず坂上さんの家でゲームしたり、一緒にご飯を食べに行ったりと
はたからみたらカップル見たいな関係が続いていた。
でも、手を繋いだりキスたり、そんな事は絶対にしなかったから、私自身も安心しきっていた。
ある日、カラオケに2人で行った時…
「あ、そのアニメの歌知ってんだ…」
「え?あぁ、中学生の頃ずっと見てました、出てくるキャラがカッコ良くてwww」
「わかる!面白かったしwwwなんなら今度俺んちで見直すか、DVDでも借りてさ!」
「いいですよー」
軽く誘われたから軽い気持ちで返した返事、それが引き金となり、もぅ戻れなくなることも知らずに…
笑顔で坂上さんに楽しみです!なんて言っている自分がいた。