ドキドキしながら、社会人初日を迎えた。

思った以上に職場の環境は良く、仕事内容こそ覚えることは沢山あるが、できなくは無い仕事だった。

職場は比較的年齢も皆若くて、中でも1番良くしてくれたのは一個上の先輩、坂上 誠治だった。

坂上さんは、地元も一緒で、小学校と専門学校は一緒の卒業生だった。

家も車で3分でついてしまうくらいのご近所さんで、入社して1番信頼できる先輩になった。

初めて坂上さんを観た時凄く見た目が好みだった、身長170センチで、目はぱっちり二重で顔も整っている、一言で言うと王子様みたいな人だ。

1度職場の皆とご飯を食べに行った時に坂上さんに彼女がいると知った時、何故か残念だなぁって思ってしまった。

年も近く、ゲーム好きと言う共通点もあり、2人でご飯を食べに行ったり、遊んだりしていた。

勿論、お互いの彼氏、彼女には内緒で…


いけないことしてるって、わかっていても、中々やめられなかった。

と、いうか…


やめれなかった。