「明日…病院行こう?」

木下が優しくあたしに問いかける。

頷くことしかできないあたし…

「疲れた…もう帰りたくないよ…」

「好きなだけここにいて?花もう千代里が傷つくの見たくない…」

何も聞かないでいてくれる2人。

でも話さなきゃ…

「あのね…2人とも聞いててね?」

あたしは全てを話した。

狂い始めたあの日から

薬を打たれたところまで。