「…ぅえっ…」


私は涙を拭いながら響先輩の靴箱の前にいった


「先輩、ずっと好きでした…。ありがとっ…ございましたっ」

コト…―



私は響先輩の靴箱のロッカーに手作りチョコを入れた

もちろん名前なんて書いてない


宛先不明のバレンタインチョコ


先輩に迷惑かけちゃうけど最後だから…