藍那side

朝学校へ来たら案の定ゆーくんにラブホの事を聞かれた

私は嘘をついた

ラブホなんて行っていないけど嘘をついたんだ

もう辛かった。二度とゆーくんの前では笑えない気がした

微妙な仲になるくらいなら嫌われたほうがマシだと思った

それで二人にとって邪魔な私がいなくなればいいと思ったんだ


だけど心の片隅でゆーくんならそんなの嘘だって俺は藍那を信じてるって言ってほしい自分がいた

だけどそんな願いも虚しく散った

きっとゆーくんにとって彼女なんて誰でも良かったんだ。いや、栞奈の方が良かったって思ってるのかもしれない

そしてこれから私の壊れたゲームが始まった…