優雅side
はあ…。

とりあえず俺は家に帰った

そしてその日の夜栞奈に告白された

俺は断る理由もなかったからOKした

そして数日後

「優雅!今日一緒に帰れる?」

栞奈が聞いてきた

「おう!今日俺の家来て」

俺はやっぱり藍那を忘れることはできない 
別れを告げようと思った

この時、この会話を苦しそうに聞いている藍那に気づかずに…

そして次の日

昨日の夜、別れを切り出した…栞奈は最初は嫌がっていたが俺の気持ちを言うと分かってくれた

ガラガラ…

藍那はいなかった

なんだかいつもより教室はざわついていた

「おい。どーしたんだよ?」

友達に聞いてみた

「え、なんか藍那がさ昨日ラブホから他高の奴と出てきたらしいぞ」

は…。俺は驚いた

「誰情報だよ?」

「わかんねぇ…噂だよ」

噂と聞いてホッとした

ガラガラ…

「藍那…」

「あ。ゆーくん!おはよう。」

藍那は俺と目を合わせようとしなかった

「藍那…。お前他高の奴とラブホ入ったって嘘だよな?」

きっと違う。そう願ったがそんな願いは儚く散った

「あはは…もうバレたんだ?その通りだよ?金くれるって言われてさ、顔もタイプだったし。」

藍那…。

「そっか。良かったぢゃん!」

苦しかった。藍那はそんな奴じゃないって分かってるけど…

「うん。だからその人と付き合うことにしたの!」

驚いた。

「あっそ。頑張って」

藍那はすごく悲しい表情をして席へ着いた
この時彼女の嘘に気づいてやれたら…