藍那side
ゆーくんも栞奈もひどいよ…。

その日の夜私はゆーくんに別れのメールを送った

一晩泣いて目は腫れた。

ガラガラ…

「みんなおはよ!」

シーン…

ぇ…無視された?

ガヤガヤ



幸いゆーくんはまだ来ていなかった

そして

「人から彼氏奪っておいて何あれ~!ね!栞奈?」

どーゆうことなの…?

「栞奈?ねぇ?どーゆうことなの?ねぇ!ねぇってば!」

「そのままぢゃん…。藍那が優雅を私から取ったの!」

は…。何それ!
親友という関係は一瞬にしてくずれ落ちた

「ひどいよ。栞奈が私からゆーくんを奪ったんでしょ?」

「違う!私はずっと優雅が好きなの!なのに…なんで?藍那が優雅の何をしってんのよ!だから私はストーカーにつけられてるって嘘の相談をした…」

私は何も言えなかった
最低だよ
ゆーくんは何も悪くなかったんだ…


ガラガラ… 

「藍那…。」

「ゆーくん!私ね!」

「優雅!」

「ん?栞奈…?」

昨日は誤解してごめんと言おうとしたとき、栞奈に阻まれた

「私ね、藍那にあのこと話したら甘えんな!私のゆーくんを取るな!って…あんたなんかひどい目にあっちゃえ!って…う…うぅ」

私はびっくりした

「栞奈?何言ってるの?ねぇ!ゆーくん!違うの話聞いて?」

だけどゆーくんは険しい顔した…

「何言ってんの?藍那最低だな…!俺はお前を信じてた…。栞奈大丈夫?」

「ひどい。ゆーくん!ひどいよ…。」

「お前にそんなん言われる必要ないし!俺たちもう別れただろ?」

そして二人は教室を後にした