「るなー。これやっといてくんない?」
「あー、るなあたしもやってー!!!」
「あっじゃああたしもお願い!」
「……うん…。分かった!」
みんなに宿題を頼まれる。
だけど私はそれをOKしちゃう。
「ありがとね~!やっぱるなは頼りになるよ!」
みんなにこう言われるのが嬉しいからだ。
みんな私を必要としてくれてるって分かるから。
「そんなことないよ!
またいつでも頼んでね!」
「えっ!?いいのー!?」
「うん!」

私達のグループはいっつも7人でいる大グループ
リーダー的存在の優子に何か頼まれると、みんな言うことを聞く。
何か、優子に逆らうといじめられそうだからね。
私はよくみんなにたのまれごとをされる。
その言うことを聞くのが私の指名。
だから何を言われても気にしないし、むしろじゃんじゃん頼んでほしい。
そしたらもっと優子に気に入られる。
それでいいんだ。
私はそれで……

そして私の名前が高橋るな。
まだ高校一年生!
高校生活をenjoyしてる。
彼氏もいない。
だけど大事な友達がいいからいいんだ♪