「なんなんだよ。そんなにたってんのか」


なんか裏切られた気分だった。付き合って一週間ならまだわかるが。


「あいつ前は髪が背中まであったけど、ショートカットの方が似合うって言ったら本当にショートカットにしたんだ。それが本当に可愛くてよ」


「あ、俺をイラつかせに来たんですか。聞きたくねぇな」


「お前本当に・・・」


「ああそうさ。ひねくれ者で悪かったな」


しばらくの沈黙が続いた。



揺らめく水面にあいつか投げるだがはねる。




そしてあいつはこう言ったんだ。