「…私、澟のこと…なんにも

知らないのね……」

「…あはは…」

そしてガラッと扉が開いた。

「キャァァァ!!!晴斗様ぁ!!!」

女子が一斉に騒ぎ出す。

澄野くんはそんな女子達にニコッと

して言った。

「……姫河さんいる?」