「…ハァハァ…すみません…

窓ガラス割ってしまったの俺です」

そう言って1人の男の子が美術室の

入り口から入って来た。

そしてまっすぐ私の方に向かってきた。

「…大丈夫だった?」

私にそう聞いてくる。