「っ…悠くんっ…」
私は嫌いじゃなくてよかったと、
思ったら、肩の力が抜け、
床に座ってしまった。
「悠くん、それって、友達としての好き…?」
私はおそるおそる聞いてみた。
友達としてじゃなくて、
女の子として…って
言ってほしい、
そう願う自分がいたー
「バカ、そんなん女の子としてに、きまってんじゃん…」
悠くんは顔を赤くして、
私の頭を軽く叩いた。
「本当…?」
「俺が嘘つくと思う?」
「っ…ふぇっ…」
「な、なんでなくんだよ?」
「だって…嬉しくてぇ…ふぇ…」
女の子として、なんて
そんな幸せな言葉言われたら、
泣いちゃうに決まってる。
私も、想いを伝えたい、
そう思い、悠くんの袖をひっぱった。
「ひかる…?」