「あいつ、んと、かわいーわ…」

ひかると空き室で二人になり、
可愛すぎて抱きしめたなんて…
ひかる、あいつの反応可愛かったな…
顔、赤くして…笑
ああー、あいつにはかなわねぇ笑

「てか、隼人、あいつ邪魔しやがって。」
あの場で電話がなかったら、
確実に告ってたな、俺。
ひかるが「隼人くんは?」っていっただけで嫉妬したなんて…
俺にもかわいーとこあんじゃん。
なんてかんがえてたら、

「悠斗」

声のした方を振り返ると、
隼人がいた。
てか、またせておいて、
はしってもこなかったぞ、こいつ。

「なんだよ、話って、」

俺は、呼んでおいて、
はしってもこなかった隼人にいらつき、
強い口調ではなした。

隼人は電話で
「話しがあるから、こいって」
呼びたしたから今に至る。
呼びたしてなかったら今頃ひかるにー
なんて、どこまで俺はひかる一色なんだよ。と自分で自分をつっこみながら、
隼人の言葉を待った。

ー隼人の言葉は、
予想もしてなかった言葉だった。

「俺さー」