「ひかる、今日さ、話ある。だから一緒に帰っても平気か?」
「え?うん…って…いつも一緒だよ?」
「え、あ、き、今日は二人で!」
「隼人くんは?」
「今日は二人。」
「うん…わかった…きゃっ⁉︎」

悠くんは、さっきより力強く抱きしめ、
「じゃあな、」と教室に帰って行った。

私は、しばらくぼーっとしてたものの、
二時限目を終えるチャイムが鳴り、我にかえり、教室へと帰った。