この部屋に入ってきたのは男3人。

背の高いのと、
背の低いの。

その2人の間くらいの背丈のやつは
ふわふわしてるやつだった。



「1人起きてんぞー。」
そう言ったのは背の高いの。

「暴れたりしないっすかね?!」
これは背の低いのの言葉。



暴れれるなら暴れたいし、
いますぐこんなとこ抜け出したい。

でも全身いたんで動けない現実。


私、どうなるんだろう。




背の高いのが、
「おーなまーえはっ?」

なんて調子できいてくるから、
思わず顔を背けたら

ふわふわ系男子と目があってしまった。



「え?この仔……かわいすぎる」


その言葉と共に一気に赤くなった
彼にびっくりしたけど


私はまたうつむいた。


「私たちに、なにしたんですか」