愛side




目が覚めると、薄暗い部屋にいた。

周りをみわたしてみると
本当に殺風景。

倉庫みたいだ。



もしかしてかなりやばい…?



しかも私と柚紀は

背中合わせに並べられた椅子に
くくりつけられている状態だった。



「柚紀…?起きてる?」



返事がない。まだおきてないみたいだ。