私の声に、龍牙が睨むように私を振り返った。 うわ〜……。 すっごく怖いよ……。 「おい」 「はいぃっ!」 龍牙は再び私の目の前にくると、無表情のまま私を睨む。 怖い怖い怖い……。 今まで見た中で1番怖い顔をしてるっ! 「誰が臆病者だって?」 「……」 「マジで、そろそろキレんぞ」 「っ……」