ある朝、私は悲鳴をあげていた。
「ひゃぁぁぁああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「んだよ響、朝から大声出してさあ。」
樹はむっつりスケベ…いやいや違った、むっつりしかめっ面。
それでも私は捲し立てた。
「いいいいいい樹、たたた大変だよ!!!!!!二階に私の部屋があるんだよ!!!!!!いつもとまったく同じなんだよ!!!!!!なのに景色が違うんだよ!!!!!!ここどこだよ!!!!!!」
「日本だよ。」
「あー、そっか日本かぁ~。日本ね、小学校ぶりだよ姉ちゃん嬉しいよ~。」

…てなるかあーーーー!
なるかよ、ならないだろうよ!ただって私アメリカで寝たんだぞ!?
さっきまでアメリカに住んでたんだぞ!?