セレスと
ハイロは




散らかった病室を
静かに出ていった。



セレスは
ハイロを
抱えながら、


『貴方……ハイロ……お爺ちゃん?』



そう、か細く
小さな声でハイロに
聞いた。



『ごもっともだ』


ハイロは
足を引き釣りながら、
処置室へつくと、

セレスにより
傷口を
塞いで貰った。