セレスは
落ちた衝撃で


腕を切ってしまったが、
幸い大事には至らず、


セレスは
ハイロの言葉通り、
逃げようと
ふらつく足取りで
夜道へと
消えていった。







一方、
鍵がしまってある、
シルスとハイロが
いる病室から


物音を聞き付けた
監視役の警備員が
ドアをドンドンと

叩きまくっていた。