そもそも
このおじさんが
私の実の名前を
知っていた。

改名して一部の人しか
知らない


そんな私の
名前を呼んだ。


セレスは
このおじさんが
誰なのか
なんとなく
わかったようだ。




変態野郎シルスは
セレスの隠れている
ベッドの下を

覗きこんだ。



つぎの瞬間


シュッパァーンと
ハイロの足が
シルスの頭部を
蹴飛ばした。