「椿、いいか?」

「いいよ。」

「香奈、桃ちゃん、ちょっといいかな。」

「「うん。」」

楓君と要君の顔が真剣になった。

椿は、ずっとニコニコしたまま私を見てるけど・・・。

「俺ら、3人に話したい事があって。てゆうか話し忘れてたと言うか。」

「それで、単刀直入に言うけど、昔俺ら結構有名な暴走族だったんだよ。」

わお、有名なんだ。知らなかった。

要君すごい爆弾落としてきたと思ったら、またすごい爆弾を落としてきた。

「それで、椿が総長で俺が副総長、楓が幹部。」

え、この椿が総長?!想像できない。