「でも、あそこは治安がわるい。もし昔の俺らに恨みあるヤツが心達と一緒にいるところ見られたら心達にてぇ出してくるかもしれない。」
「じゃあ、お前は誕生日会でねぇつもりか?」
出たいに決まってる。
けど、俺の一番は心で心がいなくなったら生きている意味が無くなる。
俺の人生全てが、心愛中心なんだよ。
「俺らだって、いやだよ、そりゃ。けど、大事な後輩の誕生日会すっぽかせないでしょ?それくらい、椿も分かってんだろ?」
「・・・。」
「誕生日会もあるが、どっちみち話す運命だ。皆がいるときに話した方があいつらのためにもなる。」
「話聞いて女子だけで話したい事とかあると思う。」
「・・・。分かった。」
それから俺らはくだらない事を話してた。