━━男子たち━━

椿side

「さっきの話だけど。」

「フロあがってきたら話すのか?」

「ん~、そっちの方がいいんじゃないか?」

なんて楓と要が真剣に話している中、

俺は、一人黙々と心のことを考えていたら

「椿~、ちゃんときいてるのか~?」

「全然。」

俺が心とフロに入りたかったのに。

「心愛ちゃんにも関係する話なんだからな?」

「わかってる。」

「じゃあ、話を戻すけど、明日はアイツの誕生日会だし、早めに事情を話しておいた方がいいだろ。」