~花乃side~





「どこで知り合ったの!!?」


知帆があんまりにもしつこく聞いてくるから
私は話すことにした。


「さっき、ビルの屋上にいたって
言ったじゃない??

気づいたら、隣に超イケメンがいたの。
その人は私を見てこう言ったの…

【辛いことがあるんだったら、
俺の胸で泣けば??
今にも泣きそうな女の子を
ほっとくなんて、俺のプライドが
許さないから。】って。

なんかその言葉で今まで我慢してた
何かが切れちゃって、
その人の胸の中で大泣きしちゃった///」


知帆は、私の話を真剣に聴いてくれてる。

こういうところが可愛いんだよね♡


「まぁ、それきりだったんだけど、
瑛蘭学園の文化祭で再会したの。

その時に、ちょっと話したんだけど
先輩の優しさが嬉しくって、
いつの間にか好きになってた。

それから、メアドを交換して、
何回かメールするうちに遊びに行こうって
ことになったの。

少しでも可愛く見てもらいたくて
ちょ~頑張った(笑)

んで、遊びに行ったときに
思いっきって告白したら、
kissされた///」


「……………///」

知帆さん、貴方が真っ赤になって
どうするんですか…(笑)