「菜穂ほらノート。」

なぜか仏頂面でノートを渡してくる稜。

今の会話のせいで稜、不機嫌なのかな…?

「ありがと。お駄賃にホイッ」

私は稜にイチゴミルクの飴を投げた。

それを受け取ると、にやっと笑い私の右斜め前の自分の席へ座った。

そして私は、すぐさまノートを写し始める。

~キーン コーン カーン コーン ~

チャイムなっちゃった…ノートあとででいいかな…?