「赤ちゃん、男の子かな? 」 「さあな。女の子かもよ?」 病院の帰り、私と玲は手をつないで帰っていた。 「玲は赤ちゃんの名前、どんなのにしたい?」 「俺? んー、なんにも考えてないよ。」 「そっか、私は一つ考えてあるんだ!」 「え、聞きたい! 教えてよ。」 「えっとね、男の子は…。」