~akane said~


優ちゃんから電話が来た。
「もしもし茜?」
「優ちゃん?」

怒ってる??
「ああ俺だけど…遥から聞いたんだけど何?俺が茜の家に朝方まで居たって?俺達そんな関係じゃないよな?」
「なんで優ちゃんはるちゃんと話したの??仕方ないじゃんはるちゃんには私と優ちゃんが付き合ってると思って貰わなきゃいけないし!!!!!てか何?浮気???」


「違うだろーが!!!!話が違う!!茜わかっててやってるんだろう?」
「浮気じゃん!!!!知ってるよ優ちゃんの好きな人がはるちゃんだって!!!!!だから2人を離そうと動いてるんじゃん!!!」

「はっ?ああもー良いよこんなの辞めよう!知らなしじゃあなもうお前と形だけの付き合いとか無理じゃーな」

「プープープー」

電子音が聞こえた…
優ちゃんが居なくなってしまった。

知ってたよ。はるちゃんの心を開かせたのは優ちゃんで、はるちゃんを救ったのも優ちゃん。
だからこそ2人から奪いたかったんだ…
みんな私の事姫とか言うけど…本当にお姫様ははるちゃんなんだよ…


「グスっ…別れちゃった…もう優ちゃんと話せないのかな~やだよ~」
人目も気にせずにゲーセンの駐車場で泣いてた。

「茜???」