どーんっ


「いって……」

次の瞬間、俺の上に倒れてきた


「大丈夫?」

いつもの笑顔で彼女に聞く


「はっ…す…すみません!」

俺の上にかぶさっている彼女は
ショートヘアーらしい。

逆光でよく見えない。


「もしよかったら…
俺の上から降りてくれない?」

「あっ…すみません//」


ようやく起き上がることの出来た俺



初めてちゃんと女の子を見る

「………っ!!!」


そこにいたのは

明るいブラウンのショートヘアー
白いニット
赤いリボン
ピンクのほっぺ
ツヤのあるきれいなくちびる…

ふわふわなオーラに包まれた
まるで天使みたいな子