ある夏の昼休み、
幼馴染の陽に呼び出されたわたしは
一枚の紙切れを受け取った。
そこには、こう書いてあった。



――真田由依さんへ――

一目惚れしました。
好きです。
付き合ってください。

――相原雄也――