「芽依ー、おはよーっ!」
突然、光が差したように明るい声が聞こえてきたのと同時に
「おはよ、千春」
勢いよく千春が抱きついてきた。
いつだって変わらずそばにある温もりに笑顔に、ちょっとだけ泣きそうになる。
するとそんな私の些細な変化でさえも気付いたようで彼女の表情が不安そうに曇る。
「どうした、芽依?何かあった?あぁ、もしかして校舎の前で持田と市原くんが言い合ってたのが関係ある!?」
まだしてたんだ。てか、ほんとに表に出たんだね。
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