地球にいらないよ、壁なんて。 「ツンデレ~」 「……」 だって会話が出来ないんだもん。 「じゃあ、俺は売店行ってこよー、じゃーね、芽依ちゃん☆」 バチンと私に向けてウインクをすると 「てめぇら、道の真ん中に突っ立ってんじゃねーよ、ぶっ飛ばすぞ!」 「ひえええ!」 売店の方へと歩いていった。……まわりの生徒を威嚇しながら。