「苦しめて、ごめん。悲しませて、ごめん。守ってやるどころか守ろうともせず、ごめん。辛い思いばっかりさせて…ごめん」 最低男として君を苦しめ続けて、ごめん。 今日は嫌なこと思い出させて、ごめん。 「何もしてあげられなくて……ごめん。 でも…大好きだったよ」 バカでどうしようもない奴で、ごめん。 もしかしたら俺にこんなこと言う資格なんてないのかもしれない。 だけど…… 「芽依、幸せになれ」 世界で一番、幸せになれ。